ACMOS社はウレタン用離型剤を1962年より製造を開始し、石油系・ハイブリット系・水系など様々なタイプの離型剤を製品ラインナップとして持っており、幅広い分野・用途に合った最適な離型剤、お客様の使用条件に合った離型剤をご提案させて頂きます。

	軟質	半硬質	硬質	ゴム	エポキシ	硝子
水性	〇	〇	〇	〇	×	〇
ハイブリット	〇	×	×	×	×	×
ハイソリッド	〇	〇	〇	〇	×	×
石油系	〇	〇	〇	〇	〇	〇
固形	〇	〇	〇	〇	〇	〇
半焼き付け	×	×	×	〇	×	〇
焼付	×	×	×	〇	〇	×
内添	×	×	〇	×	〇	〇

 

水性離型剤への切り替えにあたり、ACMOS社では 、PBB (Possible Bridge Building)溶剤から水性へ直接切り替わるのではなく、ハイブリッド離型剤を経由して水性へ切り替えて行くというプロジェクトを提唱しております。
水性離型剤への切り替えにあたり、ACMOS社では、 Possible Bridge Building というプロジェクトを提唱しております。

※水性へ切り替える際の問題点

• セル荒れ
• 劣る乾燥性
• 劣る脱型性
• 金型への堆積の速さ
• 急激なコストUP

を解決致します。

この PBB とは、溶剤から水性へ直接切り替わるのではなく、ハイブリッド離型剤を経由して水性へ切り替えて行くというプロジェクトです。
欧州では現在、溶剤離型剤は環境面・法規制の観点から、直接に水性離型剤へと切り替えられています。
しかしながら、日本で現在のところ水性離型剤の使用がほとんどございません。

 軟質分野において日本の VOC 規制は欧州ほど厳しくないためハイブリッド離型剤のように(溶剤が20%ほど)入っていても現状問題ございません。
将来的には日本も水性離型剤への移行が望ましいのですが、溶剤離型剤からすぐに水性へと切り替えるのはコスト及び品質面の改善に時間を要するため、100%水性離型剤への切り替えは難しいのが現状です。 主な要因としましては、セル荒れ・表面状態・離型剤の乾燥性・金型への堆積、法律による規制がないこと等があげられます。我々は日本でも PBB 同様、100%水性の離型剤に切り替わる前の架け橋の役目として、溶剤と水性の中間にあるハイブリッド離型剤を提案しております。

ACMOS社は、その他の離型剤として様々な用途に合わせた離型剤を取り揃えています。

用途	特徴
硬質ウレタン	水希釈可能かつ優れた離型性をもつコストパフォーマンスの良い離型剤
半硬質ウレタン	均一性のある表面状態を実現かつ危険物非該当となる離型剤
靴	1色成形/2色成形、エステル/エーテル処方、後工程(接着・塗装)にも対応可能な離型剤
エラストマー	VOCフリー、溶剤レス、GHSラベル無しの水性タイプの離型剤
CFRP	原料(ポリオール)側に入れる内添タイプやペーストタイプの離型剤
硝子	耐高温でスプレー/ペースト/液体で様々な形状に対応可能な離型剤

　ACMOS CHEMIE社は離型剤による金型の汚れを洗浄するクリーナー及びウレタン注入機部品等の洗浄用クリーナーを製造販売しております。

　近年では工場内や作業環境の改善の為、より安全な洗浄剤へのニーズが高まっており、人体への影響が少ない安全性の高いACMOS CHEMIE社製品の問い合わせが多く、様々な分野へクリーナーの提供をさせて頂いております。

用途		製品名	引火点
金型洗浄剤 金型表面に堆積した離型剤残留物		ACMOSOL 130-640	77℃
低圧注入機用洗浄剤 ミキシングローターの洗浄		ACMOSOL 130-70	45℃
パイプ洗浄 断熱材パネル等に使用される注入アタッチメントの洗浄		ACMOSOL 130-73	79℃
※上記以外にも様々な洗浄剤をご用意しております。お気軽にお問合せ下さい。 ※ご希望の場合、各種洗浄剤の無料サンプルをご提供させて頂きます